政治と映画の融合!映画『女神の見えざる手』で知るロビイストという職業とは?

皆さんは、ロビイストという職業の人や集団をご存知でしょうか?
ロビイストとは、政府の政策に影響を及ぼすことを目的として、ロビー活動を行う人や集団を表します。

例えば、特定の企業や団体のから依頼を受けて、彼らの利益のために、政治家や官僚に対して働きかけ、有利な政策を実行するようにさせるなどがあります。

このロビイストという存在は、日本ではあまり知られていません!
それ故にかなり興味深いですよね?

この記事では、そんなロビイストに焦点を当てた映画『女神の見えざる手』をご紹介します!

ロビイストについて興味を持たれた方はぜひ見てみてください!
世界の新しい見え方ができるようになると思います!

この記事はこんな人におすすめ!

おすすめの方
おすすめの方

・映画が好き
・政治や社会問題を扱う映画に興味がある
・ロビイストについて興味がある

この記事でわかること

映画「女神の見えざる手」とは?
映画のテーマと魅力
ロビイストとは何か?
〇紹介した映画を見る方法

映画『女神の見えざる手』とは?


映画紹介
  • 『女神の見えざる手』
    • 「女神の見えざる手」は、ロビイスト(政府機関等への働きかけを通して、政策決定に影響を与えることを目的とした職業)に焦点を当てた映画です。
    • 主人公は銃規制法の提案を巡る政治的闘争に巻き込まれながら、権力と個人の信念との戦いに直面します。
【項目】【評価】【感想】
ストーリー3.9作り込まれた伏線の回収が最高です!
キャラクター3.6ストイック姐さんに痺れます
テーマ/メッセージ4.2ロビイストって初めて知りました!
感動3.0感動というか最後のどんでん返しが良き
ホントにざっくりあらすじ
  • 序盤:
    • 映画は、エリザベス・スローンが強力なロビー活動家としてのキャリアを持つ女性として紹介されます。あるとき所属する会社に銃規制法案廃案の依頼が来ますが、彼女はそれを突っぱねます。逆に銃規制強化のロビー活動をする会社からスカウトされ、彼女は移籍します。
  • 中盤:
    • 彼女は銃規制賛成派のロビイストとして巧妙に活動します。政治的な対立と陰謀が展開し、スローンは強力な敵対勢力に対抗しながら自身の信念を貫こうとします。
    • 敵勢力によって彼女の過去の行動や生活が公にさらされ、スキャンダルが噴出します。この転機に直面し、彼女は倫理的なジレンマに苦しむことになります。同時に、彼女のチームと協力しながら対抗者たちに立ち向かう道を模索します。
  • 終盤:
    • 映画の結末では、スローンは最終的に敵勢力との決戦に挑みます。彼女は自身の信念を貫き、政治的なゲームでの勝利を目指します。結末は予測不能な展開となり、スローンの運命に注目です。政治と倫理、権力と個人の闘いについて、深い洞察を提供する映画です。

この映画のココが凄い!
  • 政治と映画の融合!抜群のとっつき易さ!
    • 政治ってとっつきにくいじゃないですか〜
    • この映画は直接政治に触れないですが、政策決定の過程にある「世論」に恣意的な影響を与えようとする政治家や権力者の策略を描きます
    • でも!!この政治ゲームを描いた内容は、決してお固くなく、エンタメとしても面白いのでとっつきやすいのです!

ロビイストとは何か?

◎ロビイストの役割とは?

ロビイストは、政府機関や政治家に対して特定の利益団体やクライアントの利益を代表し、政策決定に影響を与えることを目的とした職業です。彼らは様々な分野でロビー活動を行い、クライアントの立場を弁護し、政策の方向性や法律の制定に影響を及ぼすために活動します。

彼らは政府関係者や立法者と協力し、情報提供や議論を通じてクライアントの立場を推進し、政策の形成や法律の通過に向けて努力します。彼らは政治的な専門知識とコネクションを持ち、政府にアクセスを持つことが多いため、政策決定において重要な役割を果たすことがあります。

ただし、ロビイストの活動は透明性や倫理の問題が指摘されることもあり、政府規制や監視が行われることが一般的です。そのため、多くの国や地域ではロビイストの登録や規制が行われ、公に情報を開示することが求められています。

◎実際にあったロビイストの活動による政策への影響

タバコ産業のロビイストとたばこの規制

例えば、タバコについては長きに渡ってロビー活動があったと言われています。

世界のタバコ産業は長らく喫煙に関する健康リスクを語らず、喫煙者を増やすための広告キャンペーンを展開してきました。タバコ会社は、政府がたばこの広告や販売に制限を課す試みに対抗するためにロビイストを雇用してタバコ関連規制を阻止しようとしていたと言われています

◎こんなに違うアメリカと日本のロビイストに対する認識

ロビイストについての認識は、日本とアメリカでこんなに違います!

  1. ロビイストの数と活動の規模
    • アメリカでは、政府、議会、州政府、ローカル政府など多くの政治的領域でロビイストが活動しており、その数も多いです。一方、日本ではロビイストの数が比較的少なく、ロビイスト業界の規模が小さなことが一因となり、一般的な認知度が低い傾向があります。
  2. メディアの注目度
    • アメリカのメディアは政治やロビー活動に広く注目し、ロビイストや彼らの活動に関する報道が頻繁に行われます。アメリカのメディアは政治に敏感であり、ロビー活動について公然と議論する文化が根付いています。一方、日本のメディアではロビー活動に対する報道が限られており、その認知度が低いことがあります。
  3. 規制と透明性
    • アメリカではロビイストに対する規制と透明性が高い水準で求められており、公的なロビー登録や報告が行われています。これにより、一般の人々やメディアがロビイストの活動を監視しやすくなっています。一方、日本では規制が緩やかで、透明性が不足しているという批判もあり、ロビイスト活動があまり公に知られていない可能性が高いです。
  4. 文化的違い
    • 日本とアメリカは文化的にも異なり、政治へのコミュニケーションのスタイルが異なります。アメリカではロビイストがオープンに政治家や官僚とコミュニケーションを取り、政策提言を行うのが一般的です。対照的に、日本では政治的な決定はしばしば内密に行われ、ロビイストの存在があまり公然とはなりにくいことがあります

この映画はストーリーの面白さに加えて、ロビイストという存在や、国によっては当たり前に職業として認知されていること、を教えてくれる興味深い映画!

ロビイストの認知が低い日本人にこそ、この映画は面白く感じられるはず!!!
興味を少しでも持たれた方はぜひ見てみてください!

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
お伝えできたのはほんの一部だけ!あとはぜひ皆さん自身でご覧ください!

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